2016年11月1日火曜日

11月1日 ブラック企業、見抜くにはの記事から考える事

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

11月1日 ブラック企業、見抜くにはの記事から考えること

11月1日火曜日。とうとう今年も残り2か月となりました。今日は離職率調査に関する気になる記事がありました。

※朝日新聞より一部引用

ブラック企業、見抜くには…転職者から情報、離職率調査
朝日新聞2016年10月16日
女性新入社員が過労自殺し、労災認定された広告大手の電通に14日、東京労働局などが立ち入り調査に入った。過重労働長時間労働はこれまでも様々な企業で問題化しており、就職活動に臨む学生には深刻な問題だ。学生たちは企業の実態を見極めようと、色々な工夫をしている。

 就職活動中の中央大学法学部3年の横沢俊英(としひで)さん(21)は、転職者の話が聞ける会社の説明会などを選んで足を運んでいる。転職者の話の方がリアルな情報が得られると考えるからだ。電通の女性新入社員が過労自殺で労災認定を受けたことは友人の間でも話題になった。「何でこんなことになるんだろう」とショックを受けたという。

 来春からホテルチェーンで働く予定の都内の女子学生(21)は就活生同士の横のつながり「ブラック企業」などの情報を集めた。会社説明会での労働条件に関する質疑の内容や社員の様子を教え合った。「様々な角度から企業を見ることで、実態を見抜けると思った」と振り返る。
 
広告会社から内定を得た関西の女子学生(22)は就活中、ウェブサイトツイッターなどを駆使して、「ブラック」かどうかを調べたという。「すべてをうのみにするわけではないけれど、火のないところに煙は立たないだろうとも思うので」と話す。

※引用終わり。

ワタミや先日の電通における過労死事件を含め、一部の企業における労務管理上の不祥事が、大きく新聞・テレビ・ネット等で取り上げられています。それに伴い、労働者が企業を真剣に選ぶ時代になりつつあると思います。

ネット社会の現在、情報の入手は、昔より容易になりつつあります。しかし記事によると、ネットだけでなく口コミ等でも情報を入手し、ブラック企業ではない会社に就職すべく、慎重に比較するのが現状のようです。

今後は、企業の規模・知名度・業種だけで判断するだけでなく、「労務管理が出来ている会社か否か」で会社を選ぶ傾向が強くなるのでは?と私は思います。実際、私自身、労働相談において「安心して長く働ける会社に入りたい」という言葉を直接労働者から多数聞きました。

今後の企業は、ネットや実際の口コミ「悪い噂」にならないよう、コツコツ採用後の教育体制・労働時間や休日などの労働条件パワハラやセクハラの防止労務管理改善が必要だと私は思います。

人手不足の現在、一部の「ブラック企業」を除き、労働者の方が立場が強い状況であると思います。今後は、労使円満な関係を構築できている「本物」の会社が生き残ると私は思うこの頃です。



※写真は今日の夕食で、炒飯・つくねハンバーグ・餃子入野菜スープです。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
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ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。







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