2016年11月13日日曜日

11月13日 企業の6割「人手不足」小規模になるほど深刻の記事より

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

11月13日 企業の6割「人手不足」小規模になるほど深刻の記事より

11月13日日曜日。10月の記事ですが、気になる内容なので書きたいと思います。

※読売新聞より引用

企業の6割「人手不足」…小規模になるほど深刻
読売新聞2016年10月25日 20時40分
 財務省が全国の企業を対象に行った調査で、人手不足を感じている企業が全体の63・2%に上った。

 1年前より人手不足感が強まった企業は30%を超えている。人手不足により、既存の従業員の負担が増している企業は、製造業・非製造業とも半数以上に達した。
 規模別にみると、大企業の56・6%が人手不足を感じているのに対し、中堅企業は66・3%、中小企業は74・7%で、会社の規模が小さくなるほど人手不足が深刻になっている。業種別では、製造業の47・7%に対し、非製造業は75・4%に達した。

 人手不足の要因については、製造業・非製造業ともに「募集をかけても集まらない」が最も多く、次いで「事業拡大に伴う人手不足」があがった。

 調査は、全国に九つある財務局などが9月上旬から10月中旬まで計1366社を対象に行った。

※引用終わり。

この記事の集計結果は、厚生労働省ではなく財務省が行っている点でも、個人的には注目しています。現在、特に中小企業においては、人手不足は深刻になっています。特に少子高齢化の現在、若年者の新卒学生においては、大企業志向であるため、新卒採用は厳しくなっていると私は実感しています。

また業種によって人気不人気の格差も激しくなっているように思われます。例えば、建設業、運送業や医療業界、介護事業、飲食業等は深刻な人手不足なのが現実です。しかし、事務・コールセンターなどの仕事は人気が高く、私の福岡でも競争率4~5倍あると思われます。

しかし、人手不足を嘆いていても始まりません。中小企業における企業レベルで、「良い労働者」を採用し、教育し、一緒に長く働くための人材確保は、十分可能であると私は思います。実際、顧問先の採用のお手伝いをしていますが、良い人材を確保しつつある会社も増えつつあります。

今後は、ただ嘆くのではなく、下記のような事等から「出来る事」から行動する事をお勧めします。実際、私自身、採用に関する労務管理セミナーを毎年2月に行っていますが、行っている会社と行っていない会社の格差を目の当たりにしています。

会社の考え、企業理念に合った人を採用し、会社の考えと会社に必要な知識・技術を一つづづ手取り足取り育てる。
・学校OBとして有能な学生がいたら、すぐに会社へ紹介する。
・新卒だけでなく、第2新卒、職業訓練校などで自分の会社に興味のある人材にも働きかける。
・新卒だけでなく、他社で友人など転職希望者がいた場合は、すぐ会社へ紹介する。
・配属部署の従業員も一緒に採用のお手伝いをする。:面接官として参加等
実技試験・体験入社を行う。:試験の課題を会社と一緒に考える。
・採用後の教育担当者の選定。教育プログラムを会社と一緒に考える。

なお来年2017年2月3日金曜日採用に関する労務管理セミナーを行う予定です。詳細については、後日当ブログなどで案内したいと思います。


※写真は今日の夕食で、麻婆豆腐・つくねハンバーグ・具沢山味噌汁等です。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。









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