2017年5月16日火曜日

5月16日 社労士の立場から、グレーゾーンの対応の仕方を考える。

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。
 
5月16日 社労士の立場から、グレーゾーンの対応の仕方を考える。

5月16日火曜日。最近、ある出来事で「士業の立ち位置」「士業としての法への接し方」を考えさせられました。私自身、社会保険労務士と言う立場で、主に会社経営者・人事担当の方とガチンコで日々対応しています。

士業と言う立場上、「法令遵守」は必然であると思います。しかし士業弁護士・司法書士・税理士・社労士・行政書士等専門分野がバラバラです。各士業とも、専門分野に関しては詳しいと思いますが、専門分野外に関しては「素人」同然であると私は思っています。

よく「こんな事もわからないの?」「これくらい常識・当たり前でしょ?」と言う口調で話す士業の先生がいらっしゃいますが、専門分野外に関しては、「知らない」「わからない」事が多いのが実態だと思います。先日、私自身、「こんな事もわからないの?」的な発言をある士業の先生から間接的に頂きましたが、反面教師にしたいと思います。今後は、私自身、「専門分野をわかりやすく、やさしく説明する」を改めて心がけたいと思います。

また法律の世界は、白・黒はっきりしておらず、「グレーな世界」が多いのも実情です。専門分野外では、知らずにグレーな世界に踏み入れてしまう事が多々あるのが実情だと思います。その時、専門家が行うべきことは、「鬼の首とったり」の如く説教をしたり、上から目線で説明する事では無いと私は思います。

恥ずかしながら私自身、「上から目線」的な説明をしてしまった過去が多々あります。そのため、過去の労働相談員時代、相談者からお叱りを受けた事もありました。そのような失敗を教訓に、最近は専門分野「対等な立場」やさしく・わかりやすく・噛み砕いて説明するよう心がけています。

なお法律の「グレーな世界」に陥っている顧客を「けしからん」で済ますのは、士業として「如何なものか?」と私は思います。顧客が「グレーな状態」でも「白(ホワイト)」の方向改善する意思があるならば、士業として最大限の「手助け」「お手伝い」をするのが士業の仕事であると私は思うこの頃です。


※写真は昨日の昼食で、顧問先社長さんと一緒に食べた久留米・大龍ラーメン・豚骨ラーメン600円です。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。









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