2017年4月17日月曜日

4月17日 大きい社労士事務所と小さい社労士事務所の違い

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。
 
4月17日 大きい社労士事務所と小さい社労士事務所の違い

4月17日月曜日。今日は夕方まで強い雨降る中、車で顧問先訪問・打ち合わせでした。しかし、ガチンコな打ち合わせなりに有意義だったと思います。

私が経営している社労士事務所は、補助員がいない私一人で経営している「一人事務所」です。いわゆる一般的な「小さい事務所」です。それに反して、全国展開している事務所もあれば、福岡でも補助員含めて20人~30人規模の「大きい事務所」もあります。

私自身、開業する前は、福岡でも有名な「大きい事務所」の補助員を5年間していました。結果的に「大きい事務所」の経験と現在進行形で「小さい事務所」を経験しています。両方の経験から、「大きい事務所」「小さい事務所」長所と短所を列挙してみると、下記の通りだと思います。

大きい事務所
(長所)
・補助員を多数雇うことにより、売上を大きく増やすことができる。
・補助員を雇うことにより、多くの顧問先を持つことができ、幅広く対応できる。
・手続き・給料計算・助成金・相談・コンサル等「百貨店」的に幅広い業務対応ができる。
(短所)
・顧問先が多くなると、補助員に丸任せ気味になり、社労士自ら顧問先との接触が少なくなる。
幅広い対応ができる反面、顧問先1社1社の対応は手薄くなりがちになる。
・事務所内の分業化が進むと、補助員の業務幅が狭くなり柔軟性が欠けてしまう。顧問先においても、事務所の担当者が複数いて煩雑になり、相談しづらくなる。
・補助員経由なので、社労士からのアドバイスが間接的になりやすい。

小さい事務所
(長所)
・(一人事務所の場合)社労士自ら、直接顧問先対応をするので、「深い」対応ができる。
・社労士自ら直接対応するので、顧問先の状況を把握し、より適切かつ深いアドバイス(助言)が出来る。
・小さい事務所の場合、年金専門、労働トラブル専門、労務管理コンサル専門等専門分野に特化した事務所が多い。いわゆる「専門店」的な事務所が多い。
・顧問先の状況に合わせた対応がきめ細かく「濃く」対応できる。
(短所)
・顧問先の対応会社数上限がある。その為、社労士業だけでは売り上げの「上限」がある。
幅広い業務が出来ない。例えば、給料計算業務・手続き業務しながら迅速な労働トラブル対応は厳しい。
・一人事務所の場合、顧客の合う合わない・相性が表面化しやすい。一人事務所の場合、「合わない」から担当者変更はあり得ない。

以上のような長所・短所があると私は思います。私自身、長所・短所を把握のうえ、結局事務所は大きくする予定はなく、「小さい事務所」のままで経営していこうと考えています。

今後は、過去の「大きい事務所」の経験を「財産」かつ「反面教師」にし、採用と労務管理の町医者として事業拡大はせず、事務所の「内面的な」充実・発展を図っていきたいと思います。


※写真は今日の夕食で自家製とりつくね・ひじき等健康的な内容でした。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。










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