2018年1月17日水曜日

1月17日 忘れた頃に、福岡労働局助成金センターの助成金調査から学ぶこと

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。
 
1月17日 忘れた頃に、福岡労働局助成金センターの助成金調査から学ぶこと

1月17日水曜日。今日は顧問先にて、福岡労働局助成金センターによる助成金調査立会いでした。なお該当する助成金は、約3年前に行った助成金で、「忘れた頃」にやってきた調査でした。調査自体は、ほぼ問題なく無事に終了しましたが、賃金台帳・出勤簿・源泉徴収簿・提出書類の原本を細かく調査されました。

私自身、採用と労務管理を主に行っている社労士ですが、助成金に関しても行っています。ただし「タダで貰えるから」と言う理由で、助成金申請の手続代行を行っている訳ではなく、中小企業事業継続・発展する為に必要な「処方箋」として助成金申請手続き代行を行っています。

助成金は、一見「書類を揃え、申請すれば貰える」と言うような、簡単そうなイメージを持ってる方もいらっしゃると思います。しかし助成金には、良い点もあれば、注意すべき点もあります。私から見ると、助成金申請をする時には、下記の注意点・心構えが必要だと思います。

賃金台帳・労働者名簿・出勤簿(タイムカード)・就業規則がしっかり整備されている事→調査で二重帳簿してるか否か?等確認しています。

賃金台帳源泉徴収簿、出勤簿、通帳等がつじつまが合っている事。→調査で有給休暇の賃金、残業手当を支払ってるか?等も見ています。

助成金受給後の調査の事まで考えて支給申請する事。助成金申請時には、割増賃金など法令遵守のうえ助成金の要件に合うように支払わなければなりません。

実際助成金は、もらったらオシマイではありません。助成金を貰ってから数ヵ月後、1年後、今回のような3年後、または助成金を貰ってる最中に突然「役所」による「調査」が結構あります。

一部の社労士の先生が、助成金申請を全面的に出して派手なホームページ等で「売り込み」をしてますが、私はおススメしません。私の場合、助成金申請は、顧問先としての契約をしない限り行わないことにしています。

助成金は、社労士として会社の内情を把握のうえで行わないと、今回のような調査があったり、助成金を貰う要件に当てはまる為に「(雇用等で)無理した事」が、会社の経営に後で悪影響する事もあるからです。助成金は、顧問先にとって長期的視点で見て必要か否か判断して、私自身、社労士として助言のうえ、手続きをしています。

今後も、私自身、採用と労務管理の町医者として、中小企業の事業継続・発展のために、助成金と言う「処方箋」も活用していきたいと思います。


※写真は、先日の夕食で自家製麻婆豆腐・マカロニサラダ・トマトソースのニョッキでした。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
メールアドレス naitya2000@gmail.com

ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。







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