2017年6月18日日曜日

6月18日 社労士として、評論家ではなく実務家として対応する事

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。
 
6月18日 社労士として、評論家ではなく実務家として対応する事

6月18日日曜日。週末は労働保険料年度更新作業をしながら、実務家と評論家の違いを考えていました。

日常、テレビのニュースやワイドショー等で評論家なる人物が多数出演し、「ありがたい」コメントを多くされています。今まで有名な評論家だった人で、実務家をしたことがある人がいたかと考えてみると、前東京都知事時だった舛添要一氏を思い出しました。

舛添要一氏の場合、東京大学法学部第3類(政治コース)卒業後、政治学者として活躍し、テレビで評論家として出演していたのを覚えています。その後、国会議員となり東京都知事と政治家として「活躍」されましたが、結果的に政治資金使途の公私混同報道不祥事・不評が重なった挙句、東京都知事を辞職されました。

個人的には、舛添要一氏の事例を見ても、評論家実務家は全く違うと実感します。舛添要一氏の場合、政治学者でありながら政治家としてはお粗末だったと私は思います。評論家の言うとおりにすれば「上手くいくのか?」と言えば、参考にはなりますが「違う」と思います。評論家の場合、専門知識に長けているとは思いますが、現場の実情や現場の要望を理解していない場合が多いと思います。

私を含む社会保険労務士は、実務家だと思います。社労士の場合、顧問先である中小企業の経営者・人事担当等の手続きや相談対応が多いのが実情です。相談内容は、緊急を要する場合やはっきりした回答を求められる場合があります。

そのような質問に対して、長たらしい講釈や評論めいた回答は求められておらず、わかりやすく・使える回答を求められる場合が多いです。求められる回答について、「良い」「悪い」より「使える」「使えない」で判断される比重が高いのが実情だと思います。

社労士の場合、専門知識を「高尚な知識」の様に扱って、「評論家」のような対応をしては意味が無いと思います。専門知識を有効に使って解決するのが実務家の仕事だと思います。これは、社労士に限らずビジネス(仕事の世界)も同じだと思うこの頃です。今後も社労士として、評論家的な対応をせず、法令遵守を前提とした実務家としての対応をしていきたいと思います。


※写真は昨日の夕食で、自家製ゴーヤチャンプルー・豚肉玉ねぎ炒め・茄子の味噌汁等です。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
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ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。









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