2015年10月26日月曜日

10月26日 ぷよぷよ生みの親はバイト生活、コンパイル創業者が誕生秘話や近況より学ぶこと

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

ぷよぷよ生みの親はバイト生活、コンパイル創業者が誕生秘話や近況より学ぶこと


今日は、元経営者である方の気になる記事がありました。

※ナリナリドットコムより引用

ぷよぷよ生みの親はバイト生活、コンパイル創業者が誕生秘話や近況より
ナリナリドットコム10月23日(金)8時11分

人気ゲーム「ぷよぷよ」の“生みの親”の一人で、開発・発売元のコンパイルで創業社長を務めていた仁井谷正充さん(65歳)が、10月22日に放送されたバラエティ番組「ヨソで言わんとい亭」(テレビ東京系)に出演。現在はアルバイトをしながら、1人で新しいゲームの開発に取り組んでいることを明かした。

「ぷよぷよ」は、1990年代に爆発的なヒットを記録した、ゲーム好きなら誰もが遊んだことがあるであろう日本を代表する“落ちものゲー”。一時、コンパイルは年商70億円の企業まで成長したが、経営の舵取りの失敗で1998年には経営破たんした。そして「ぷよぷよ」の権利はセガに売却され、個人名義で借金をしていた仁井谷さんは自己破産する道を辿ることになる。

この日、番組では「ぷよぷよ」誕生前夜のエピソードも披露した仁井谷さん。もともとは当時世界的なヒットを遂げていた「テトリス」や、任天堂が発売した「ドクターマリオ」に刺激を受け、コンパイルでも何かできないかと考えていたときに、社員から「ドミノが上から落ちてきて、4つ揃ったら消える」という、「ドクターマリオと同じルール」の企画が会議で上がってきた。

しかし、「(ドクターマリオと)似てるけど、とりあえずテトリスみたいに売れるソフトを作りたいから、こっそり作ってごらん」と、「ぷよぷよ」の開発がスタート。この話に、「『ぷよぷよ』は『ドクターマリオ』のパクリということですよね?」と聞かれた仁井谷さんは、「そうですね。ルーツがそこにある」と語った。

ただ、「『ドクターマリオ』に似てるからどうしようかな、というときに、任天堂から『お前パクっただろ』って言われるのも嫌」とは考えており、そこで思い至ったのが「任天堂から出せば『ドクターマリオ』のパクリと思われない」ということ。当時、ファミコンのディスクシステムが落ち目で売れなくなっていた時代」だったことに目を付け、「(我々が)企画書を出したら、任天堂も企画欲しくて」と利害が一致、「ぷよぷよ」は「パクリみたいですけどセーフ」な状態で世に送り出されることになったそうだ。

そうして「ぷよぷよ」は見事に大ヒットを記録、仁井谷さんも最盛期は年収1億円を超えたそうだが、その後の紆余曲折は前述の通り。現在は千葉県某所にある家賃5万円の2DKで暮らし、アルバイトで生計を立てているという。その傍ら、「ぷよぷよ」の次と言えるような自作の“落ちものゲー”の開発に取り組んでいることを明かした。

※引用終わり。

今回の記事は、約20年前に有名だった人気ゲーム「ぷよぷよ」を生み出した元経営者に関する、いわゆる「あの人は今」的な記事です。私も当時のブームを覚えていますが、現在の状況を記事で読んで、いろいろ考えさせられました。。。

この創業者である仁井谷さんが経営した会社ですが、ぷよぷよ大ブームで急成長しました。その後、経営破綻した経緯を調べた所、ウィキペディアに下記の通り掲載されていました。

(wikiより引用)
コンパイルは『ぷよぷよ』に次ぐヒット作が出せなかった事に加え、鳴り物入りで発売されたグループウェア『パワーアクティ』の失敗、社員の大量採用による人件費・不動産費の増大過大な宣伝費用の投入など、仁井谷の経営ミスにより経営が圧迫し、1998年に倒産(和議申請)

この記事を読むと、中小企業の事業継続してはいけない事を連発してしまったように思えてなりません。。。

この記事のような急成長→急拡大→破綻の図式は、多くの中小企業も見られる事例だと思っています。衰退する中小企業の共通点として、社労士から見て下記の共通点があります。

・売上が上がると、すぐに店舗を増やし、多角化事業拡大し、新規採用を増やす。

・新規採用者が多い反面、即戦力を求め、ちゃんと教育しない為、すぐ退職するため従業員が定着しない。結局売上が下がり、人件費が多大に発生し、赤字になる。

即戦力ばかり求めて社内教育せず、定着しないため入退社が激しく、「人材の自転車操業」を繰り返している。

・採用した従業員に完璧を求め、促成栽培的な教育をした挙句、従業員が壊れて辞める。

したがって私自身、社労士の立場上、今後の中小企業は事業拡大より事業継続売上より粗利益売上拡大より粗利益黒字の継続が、大切だと思っています。



写真は今日の夕食で、鶏のじぶ煮・秋刀魚の塩焼きです。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

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福岡 久留米
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