2014年4月23日水曜日

4月23日 顧問先打ち合わせ パワハラ裁判について

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

4月23日水曜日。今日は久々のお出かけでした。午前中ファミレスにて、顧問先からの相談について対応で、労務管理・労働基準法がらみの相談でした。私の場合、顧問先の要望に応じて打ち合わせ場所は、柔軟に対応しています。ある時は、自宅事務所・ファミレス・顧問先など状況に応じて基本的にどこでもOKです。

また、打ち合わせ日時についても、私自身が個人事業主なので土日祝日でもOKです。ただし、趣味の旅行に出かけている時は訪問が物理的に不可能なので、ご了承願います。ただし、携帯での電話対応は、365日24時間OKです。



今日はパワハラの判決に関する気になる記事がありました。

※毎日新聞より引用

海自自殺訴訟:いじめ原因と認定 東京高裁
毎日新聞 2014年04月23日 11時37分(最終更新 04月23日 12時26分)

 海上自衛隊横須賀基地の護衛艦「たちかぜ」に勤務していた男性1等海士(当時21歳)が自殺したのはいじめが原因として、遺族が国などに約1億5000万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は23日、国などに計440万円の賠償を命じた1審・横浜地裁判決を変更し、約7350万円の支払いを命じた。鈴木健太裁判長は、海自による組織的証拠隠しがあったと判断、隠されていた証拠から「いじめと自殺には相当の因果関係があり、予見可能だった」と認めた。

 海自は遺族の情報公開請求に対し、乗員190人にいじめの有無を尋ねたアンケートを「破棄した」と回答していた。しかし、1審で国側の訴訟を担当した3等海佐(46)が控訴審で「海自は隠している」と証言。海自がアンケートなどいじめに関する証拠文書の存在を認めて高裁に提出する異例の経緯をたどり、国側が意図的に証拠文書を隠したかどうかが新たに争点となった。

 遺族側は「国は証拠隠しで立証手段を奪おうとした。真相解明を求める願いを裏切った」と請求額を2000万円上積みした。さらに追加提出された証拠文書を基に、1士が自殺直前にも暴行を受けたり、同僚が自殺を危惧したりしていたと主張し「いじめは悪質、残忍だった。通常の方法ではそこから逃れることができない状況にあった」と指摘。1審が認めなかった死亡に対する国の責任も認めるよう改めて求めた。

 一方の国側は「3佐の証言は信用性がない」と組織的な文書隠しを否定し、「組織として文書を発見して以降は、速やかに提出している。遺族側に精神的な苦痛は生じていない」と反論した。控訴審で提出された証拠も「1審の結論に重大な影響は与えない」と述べ、控訴棄却を求めた。【山本将克、島田信幸】

※読売新聞より引用

海自いじめ訴訟、賠償7300万円に増額判決
2014年04月23日 11時32分

 海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」の1等海士だった男性(当時21歳)の自殺は先輩のいじめが原因だとして、遺族が国などに約1億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(鈴木健太裁判長)は23日、国などに440万円の賠償を命じた1審・横浜地裁判決を変更し、約7300万円に増額する判決を言い渡した。

 男性は2003年に海自に入隊したが、先輩の元2等海曹から暴行されるなどのいじめを受け、04年に自殺。11年の1審判決は、自殺はいじめが原因だったと認めたが、「周囲は自殺を予見できなかった」として賠償額は低くした。

 しかし、遺族が控訴した後の12年、1審で国側の指定代理人を務めた3等海佐が、男性の自殺後に海自が乗員に行ったアンケート結果の存在を内部告発。遺族が05年に情報公開請求したが、海自側が「廃棄した」と回答していたものだった。

※引用終わり。

パワハラ・いじめの問題は深刻です。判決は自衛隊におけるパワハラ・いじめによる自殺に関してですが、自殺した場合の賠償金額は、この記事のように高額になります。今回は、新聞社によって報道の仕方が違うことを知っていただく為、2紙の記事を掲載しました。

しかも、この記事のように全国的に知れ渡るため、信用失墜のダメージも大きく、民間企業では死活問題になりかねません。

今後は、パワハラ・いじめに関する予防・早期解決が重要だと思います。そのためには、就業規則の整備・管理職及び経営者自身の教育・社外にパワハラ相談窓口の設置等の対処が必要だと思います。



写真は今日の夕食で、チリコンカン・しゃけのフライ・春キャベツパスタです。しゃけのフライ、春キャベツパスタがビールにぴったりでした(^^)。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野でした。


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