2015年7月12日日曜日

7月12日 有名企業・大企業とやりたい仕事の関係について

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

今日は就職に関する気になる記事がありました。


有名企業・大企業とやりたい仕事の関係について


※朝日新聞より引用
入りたいあの有名企業より、やりたいこの仕事
文 関口一喜
朝日新聞2015年7月8日

 今年から大手企業の採用ルールが変わり、選考期間が8月から10月に短縮された(昨年までは4月から10月)。この影響は学生にも企業にも大きいらしい。『週刊新潮』(7月9日号)は<ご両親のための「就活」最新ガイド>と取り上げている。<ご両親のために>とタイトルに付けているが、もちろん当事者の学生にも役立ちそうな情報だ。

 まず、学歴フィルターが広がるという。学歴フィルターとは、企業は、表向きは「どこの大学でも平等に選考しますよ」と公表しているものの、裏では上位校のみ、採用対象を絞っているというもの。人事ポータルサイト運営会社「ProFuture(プロフューチャー)」の寺澤康介社長はこう話している。「大手では、旧帝大と一橋大、東工大、早慶など、20校ほどを設定し、それ以外の学生が受験をしても、端から相手にしていないというケースがある」「就活の短期化は、更なる(選考の)効率化を招きますから、今後、この傾向はどんどん強まると思います」

 学生にとってみれば、採用見込みのないエントリーをむだに続けるということになる。

 「オワハラ」も増える。オワハラは「就活終われハラスメント」の略称だそうだ。「私が取材した例だと、ある会社が内定を出す際に、“他の会社の選考を断ってください”と自分の目の前で、学生に電話をかけさせたという話がある。また、保証人のように、内定承諾書に親や大学の教授、もしくはキャリアセンターからも署名を取ったり、酷(ひど)い例だと、内定を辞退したい学生に“損害賠償請求をするぞ”“それだけの覚悟はあるのか!”と脅したりする例もありました」(大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏)

 採用作業の効率化、コスト削減のために、内定したらあの手この手で囲い込んでしまうのだ。まるでブラック企業だが、就職を急ぐあまりそのブラック企業にひっかかる心配も強い。NPO法人「POSSE」代表の今野晴貴氏がブラック企業の見分け方をアドバイスしている。「まず注目すべきは離職率。入社後3年の離職率の平均は3割ですから、これを上回っているかどうかはひとつの基準になります。従業員の平均年齢が同じ職種に比べて低すぎる企業も注意が要る。“若い”会社は活気があると思いがちですが、それだけ社員が長年働けない職場だと見ることも出来るのです」

 石渡氏はフリーターや就職浪人は避けよという。「一度そうなってしまうと、その後、新卒採用で入れる期間も限られてくるため、正社員になれる可能性も低くなる」からだ。

 学生諸君! 「入りたいあの有名企業より、やりたいこの仕事」だ。

※引用終わり。


この記事を読んで、私自身約20数年前の就職活動を思い出しました。私が大学4年当時は、バブル末期の状態で、かろうじてバブルの恩恵をぎりぎり受けた世代でした。。。そうであっても、この記事のような「学歴フィルター」のような扱いはありました。いわゆる◯◯大学は、ソルジャー採用等です。

あと、オワハラも私の頃にも似たような扱いはあったのを覚えています。◯◯証券を内定辞退した時には脅迫・暴力?を受けた等は当時有名な話だったりします。。。ある意味、毎年のように新卒就職時には行われていた「慣習」に、「定義」「名称」がついたように私は思います。

学生の場合、「大きな会社に入りたい」「有名な会社で働きたい」と言う考えを持った学生は多いと思います。私も、その考えは間違ってるとは思いません。私自身、新卒時に入社した会社は、いわゆる大企業でした。

就職するにあたって、大企業中小企業長所・短所を知っておく必要があると思います。私自身、大企業・中小企業両方で働きましたが、正直一長一短でどちらが良いと決め付けるのは難しいと思います。その為には、記事に書いている通り、「やりたい仕事は何なのか?」が、まず重要だと私は思います。

「やりたい仕事」をはっきりさせたうえで、中小企業の長所・短所、大企業の長所・短所を個人個人で調べて比較の上、やりたい仕事が出来るか否か?で選んだほうがいいように思います。

なお、入社後配属された部署が「やりたい仕事」でなくても、その配属された部署での実務経験は、将来「やりたい仕事」の糧になると私の経験から振り返って実感します。



写真は、今日の夕食のメインは、ポトフとしめ鯖でした。すごい組み合わせですが、おいしかったです(^^)。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。


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