2014年12月14日日曜日

12月14日 衆議院議員選挙投票 過労死させない労務管理

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理・労働トラブル対応町医者吉野正人です。

衆議院議員選挙投票

12月14日日曜日。今日は衆議院議員選挙でした。私自身も、地元小学校にて投票をしてきました。政治的なことは、ここでは書きませんが、社労士として少子高齢化で雇用情勢が大幅に変化した現在、中小企業が元気になる政策を望むばかりです。

企業が元気にならなければ、給料を上げることも出来ませんし、人を雇うことも出来ません。短絡的なパフォーマンスではなく、しっかり根ざした政策をコツコツすることを望んでいます。


※朝食は、娘手作りの餡子入りクレープでした。


過労死させない労務管理

今日は気になる新聞記事がありました。

※読売新聞より引用

過労死から自分守って…息子失った女性
読売新聞2014年12月12日 09時00分

過労死した息子について語り、「世の中の現実を知って」と呼びかける西垣迪世さん(吹田市の関西大で)

 過労死で息子を失った神戸市垂水区の西垣迪世みちよさんが10日、大阪府吹田市の関西大学第一高校の1、2年生約820人を前に講演し、「働くことに関するルールを学び、自分の身を守れる人になってほしい」と訴えた。

 一人息子の和哉さんは、IT企業でシステムエンジニアとして勤務。しかし、激務でうつ病になり、2006年、治療薬の過剰服用により、27歳で亡くなった。

 西垣さんは「過労死を考える家族の会兵庫」の代表として過労死防止の活動をしており、今回の講演は同校が「進路を考える前に労働について考えてほしい」と企画した。

 西垣さんは生徒を前に、徹夜で連続37時間の勤務を強いられ、パイプ椅子を並べて仮眠するなど、和哉さんが置かれていた過酷な状況について語った。そして「事実を広く伝えることは息子が私に与えた宿題。皆さんが職業を選ぶ時、生き方としてよいかどうかを考え、命と健康を大切にしてほしい」と呼びかけた。

 西垣さんが、他の遺族や弁護士らと続けてきた活動が実を結び、今年11月施行過労死等防止対策推進法では、防止策を進めることが国の責務と定められた。

 活動を共にしてきた森岡孝二・関西大名誉教授も登壇し、「納得がいかないことがあれば声を上げよう。最初は1人でも、だんだん広がって世の中は変わっていく」と強調した。

※引用終わり。

会社側の立場であっても、従業員が亡くなることは「あってはならない事」だと思います。ましてや、過労死ならばなおさらです。。。

この様な過労死を防ぐには、日頃からの労働時間管理が必要です。残業時間許可制など机上の空論になってる場合が多いですが、下記のような対処が必要だと思います。

1 労働時間の記録。

2 「残業禁止命令をして応じない場合、残業許可申請をセずに勝手に残業した場合は懲戒処分をする」旨の就業規則記載・変更・周知。

3 労働時間を記録した上で、残業時間が慢性的に多い従業員とはヒアリング。

4 ヒアリングの結果、配置転換・職務見直しや残業禁止命令

5 残業禁止命令の場合で従わない場合は、就業規則に沿って懲戒処分(訓戒レベル)を行う。


以上のような対処が必要だと思います。正直列挙した内容も難しいとは思いますが、1つずつコツコツ行う必要があると思います。なお、残業しているのを「放っておく」のは、労働紛争時には黙認と判断されますので注意が必要です。



写真は今日の夕食で、カレーピラフ・切り干し大根・ほうれん草の胡麻和え・キャベツの酢の物です。カレーピラフがおいしかったです(^^)。


以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。


※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。
福岡 久留米
採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人
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メールアドレス naitya2000@gmail.com


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