2014年11月22日土曜日

11月22日 すき家のワンオペ(1人業務)から学ぶこと

福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野正人です。

すき家のワンオペ(1人業務)から学ぶこと


11月22日土曜日。今日はゼンショー(すき家)に関する記事がありましたので買いたいと思います。

※時事通信より引用

ゼンショーHD、労働改善へ外部委設置/長時間労働など点検
(時事通信)2014年11月14日
ゼンショーホールディングス(HD)は14日、牛丼チェーン「すき家」の労働改善に向け、社外の有識者で構成する「職場環境改善促進委員会」を設置したと発表した。長時間労働の解消に向けた会社側の取り組みを点検し、再発防止や信頼回復を図る。

委員会は、白井克彦前早稲田大総長をはじめ弁護士、ジャーナリスト、経営者など5人で構成。17日に第1回会合を開き、来年3月末をめどに中間報告をまとめる。

すき家は、過酷な労働が問題となり、人手不足による営業休止が拡大。ゼンショーHDは2015年3月期に初の連結営業赤字に転落する見通しで、経営に深刻な影響を及ぼしている。

同社はこうした状況を改善するため、14年10月から深夜の1人勤務「ワンオペ」を廃止。さらに労働時間の短縮に取り組んでおり、4月に90時間を超えたすき家社員の平均残業時間は、10月には31.6時間に縮小している。

※引用終わり。

問題沙汰になったすき家ですが、やっと外部委員会が設置されたようです。価格競争の挙句、人件費削減による利益確保を繰り返した結果、労務管理がおろそかになったと「会社側」の立場である社労士としても言わざるを得ません。

この新聞記事では、深夜業務1人業務「ワンオペ」を廃止と書いています。しかし私自身、11月上旬あるすき家を早朝に利用した時は、1人業務(ワンオペ)でした。店員さんは全くゆとりがない状況で頑張ってらっしゃいました。

働いている者からの現場の評判は、ネット社会の現在、すぐに広がります。現在すき家は求人を一生懸命していますが、厳しいようです。労働者は財産です。その時だけの利益確保に傾倒すると、人材という財産を失うという事例だと思います。一時的な利益より継続性です。

パートタイマーであれ、人を育てない労務管理は、この記事のように厳格に影響が出ると思います。経営者の考え方から見直した上での労務管理が必要だと思います。もう小手先では通用しません。



写真は今日の夕食のメインで、豆腐つくね、かぼちゃ煮物、おからです。豆腐つくねが美味しかったです(^^)。

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。


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